Tokyo Nutsman’s Daily

アラサー男子の公開まな板SHOW

空中庭園

心の中に空中庭園がある。それは大学生の時の記憶だ。本当に楽しかった。あそこまで何かに熱中したことはないだろう。別に何かを成し遂げたわけではない、断じてない。バイトをして、恋をして、酒を飲んで、そしてせっせと時間を無駄にし、何も生み出さなかった。それでも自分はこれからもこの四年間を拠り所に生きて行くだろう。村上春樹のハードボイルドワンダーランドだ。計算士のシャフリングのような高度な手順は必要ない。懐メロを聞いて、ワインを煽れば庭園の門は時折開くのだ。

ここまで勢いで書いたので、後日見直せばとんでもないオナニーポエムだったな、と後悔するだろう。でも今日、俺は確かに庭園に足を踏み入れたのだ。