Tokyo Nutsman’s Daily

アラサー男子の公開まな板SHOW

僕はやまとなでしこでは桜子よりも森口瑤子さん演じる佐久間真理子ファンです

この前コンビニに牛乳を買いに行ったらMISIAのEverythingが流れてて冬だなあと思いました。リリースは2000年10月25日で2000年代の女性アーティストのシングル曲ではトップセールス。20世紀最後のミリオンセラー。。。もう15年前なんですね、やまとなでしこの主題歌でした。ドラマはリアルタイムでは見てなかったんですが、再放送は猿のように見ましたね。僕は桜子よりも森口瑤子さん演じる佐久間真理子ファンでしたが。賛成してくれる人も多いのでは。

Everythingといえば、PVも印象的で我が横浜の赤レンガ倉庫で、子供に戻った大人たちがあたり一面の雪の上を駆け回るという何ともニクい映像でしたね。監督はKamimura Ukon、プロデューサーはMatsumoto Yasunao。ネットで調べてたら監督が大宮エリーさんと書いてる人もいましたが、この曲は違います。別の曲は彼女が作ってるようですが。この曲に冬のイメージがあるのはこのPVが原因ですね。歌詞は全然冬じゃないし。どちらにしろ、素晴らしい曲とPVです。

監督さんのHP↓(MISIAの作品を多く手掛けられてるようです。)

映像制作会社*株式会社要堂

 

 

 

 

奴等はヘビー・デューティが最高だと思っているらしい

今日の抜粋。
モグラにミラー・ボールを贈った。お礼にサングラスをもらったけど、デザインが野暮ったいので、普段は机の引き出しにしまってある。奴等はヘビー・デューティが最高だと思っているらしい。時々、夜中に、庭の草むらから光のすじがいくつも飛び出すことがある。そんな夜は、ウォークマンのヘッドホンを土の中に埋めて、パーティを盛りあげてやることにしている。 村上春樹糸井重里『夢で会いましょう』講談社文庫


糸井重里の文なんですが、何も言うまい。疲れた時はこういうのがいいですね。

大人になったSlaveたち

SlaveとはLUNA SEAの公式ファンクラブの名前です。その会員達もSLAVEと呼ばれ、位置づけ的には第6のバンドメンバーであるとされている。なんでまたこんな事を書いたかというと、嫁に連れられて埼玉までライブを見に行ってきたんですよね。いわゆる参戦ってやつです(彼女達にとってそれはまさに戦い)。LUNA SEAの全盛期が1995-2000年まで(DESIREというヒットシングルを出して活動休止まで)として、当時中学3年のだった少女は今35歳くらいですからね、なかなかいい年になっている、と。会社で中心選手として働く、あるいは教育ママになっているかもしれない。。。まぁ、なんというか同窓会みたいな感じなんでしょうか、お母さんが夕飯はお父さんに任せていつもと違う雰囲気でどこかへ出かけていく。。ドラマチックですね。帰ってきたお母さんはいつもの優しいお母さんだったが、心なしか頬に赤味がさしている気がした、と。。まぁ、ヘドバンのせいなんでしょうが。


僕もLUNA SEAには思い出があって、ギターを買って最初に弾けるようになった曲がTRUE BLUEでした。譜面的には簡単なんですよね、シンプルで。ただ音を辿っただけでは、あのSUGIZOの感情ほとばしるソロにはなりませんからね。あのトーンとフレーズ、聞いただけでありがとうございます、って手を合わせて拝みたくなります。ちゃりーん(賽銭を投げる)。個人的にはJが好きなんですけどね、あのヤンキーぽい感じのお兄さんです。でも昔はノイローゼになって全ての予定をキャンセルして、旅に出たりしたこともあるらしい。それで戻った時に作ってきた曲がROSIERで、間奏の詞はそれまでの弱かった自分の遺書だという。意外に繊細なんですね。


それで実際のライブはどうだったかって?最高でしたよ。2曲目がTONIGHTだったんですけど、あの始まり方はカッコ良すぎて震えましたね。河村隆一もよく声出てました。ただ、観客の皆さんももう若くはないので、アンコールアンコール言っている間にガス切れしちゃうんですよね。続かないというか。。あれは妙にリアルでおもしろかったな。まぁ、シメのWISHも最高でした。知ってる曲の時は基本ずっと一緒に歌ってましたね。また行きたいです。

日本酒をめぐる冒険 Label:001 龍勢(広島県) RYUSEI from Hiroshima

龍勢(RYUSEI) is Japanese sake made by company "FUJII SYUZO"  in Hiroshima prefecture.They began to make sake at the end of EDO era and it was over 150 years ago.They won the top prize of Japan sake contest in 1907.
The name RYUSEI came from mountain "RYUZUZAN(龍頭山)" , because they could make excellent taste sake by using water of this mountain. A chief brewer of sake is Masao Fujii , and he have experience as a resercher at wine maker.RYU (龍means Doragon) is considered good luck in China ,of course in Japan from long time ago.

If you want to know more , please visit their homepage.

http://www.fujiishuzou.com/index.htm

龍勢広島県竹原にある藤井酒造さん(1863-)で作られる銘柄です。裏山の龍頭山の井戸水で醸された酒がとても良かったことから命名。第一回全国清酒品評会(1907)で優勝。現在の杜氏は藤井雅夫さん。ワインメーカーの研究室勤務経験を持つ。百貨店の人曰く、龍は中国では縁起が良いのでよく中国人が買っていくとか。僕はこの銘柄を上司に贈りました。個人的に広島に一時期住んでたので思い入れがあるのと、名前の縁起が良いですからね。隆盛を想起させる、と。

Name : 龍勢 別格品 純米大吟醸 (Limited)
Price : 720ml @JPY 5,000  & 1.8L @JPY10,000  
Taste : splendor of getting mellow
How to enjoy :hot , cold ,of cource nomal
※texts above are unofficial and only for my leisure.

 

 

プレゼントをめぐる冒険

そろそろ年末も近づき、仕事もお休みモードに入る時期がやってきました。業種によっては既にお休み中かもしれませんね。個人的にはメーカーが早く、サービス業が遅い印象です。僕ですか?30日まで仕事です(白目)。


さて年末に限らず贈りものをする機会は多々あるわけですが、いつも悩ましいんですよね。まぁ、実際は何をあげても大丈夫だとは思うんですが、できれば良いものをあげたいですからね。特に相手が自分にとって大事であればあるほどきちんとしたいわけです。何かストーリーを語れるものが良い。昔は金券を渡していたんですが。。。


そこで最近試しているのが日本酒です。ちなみに720mlだと5,000円程度でその杜氏のフラグシップ銘柄(なんと素敵な響き。。)を買うことが出来ます。フラグシップとは杜氏がうちの代表する銘柄はこれです、と宣言するものでコンテストに出品されるクラスのものですね。日本酒の背景は複雑です。。。どの銘柄にもストーリーがある。いつか掘り下げてみたいとは思ってますが。店の人も親切に色々教えてくれます。それに仮に相手が飲まない人でも、誰かお酒が好きな人にあげしまえば良い。料理にも使えますしね。


問題は5,000円が高いかどうかですね。決して安易に出せる金額ではない。僕は基本的にはケチな人間です。夕飯を食べるなら雰囲気の良い、量の少ないイタリアンレストランよりも、ちゃんとボリュームのある定食屋を選びます。値段と料理(雰囲気も含めて)に差があると非常にイライラします(嫁によく注意されます。最悪泣かれます。せっかくのディナーなのに。。と)。そんな僕でもこの値段の日本酒を贈ることには不思議と抵抗がありませんでした。"なんとなく"ちゃんと大事に思ってますよ、という気持ちが伝わるんじゃないかという安心感があったんですよね。まぁそれがブランドなんだと言われれば、その通りなんですが。。少し続けてみて様子を見たいと思います。今のところ後悔はしてません。


そういえば、大学生の時に友人の誕生日にドンペリを贈った事がありました。今じゃ考えられないですね。。バカだと思うけど、それはそれで楽しかったような覚えがあります。味ですか?もちろん覚えてません。雰囲気に酔っただけです。

あんたが誰か知らないが元手が足りない

今日の抜粋。


「うちの夫婦はべつにアツアツではありません。長い歳月の間に試行錯誤をしながら、ルールのようなものを築き上げて、それにしたがって生きているだけです。」村上春樹『スメルジャコフ対織田信長家臣団』朝日新聞社


最近はレバレッジに熱をあげているが、ファルドはつねづね流動性が重要だと信じていた。嵐に乗り出すなら手元に大量の現金がなければならない、といっていた。-”あんたが誰か知らないが元手が足りない”ー金がありすぎて困ることはない。アンドリュー・ロス・ソーキン『リーマンショック・コンフィデンシャル』早川書房


村上春樹の文はうっとりしますね。ファルドは破綻時のLehman BrothersのCEO。レバレッジとはいわば借金して相場を張ることです。早川書房はミステリー以外にも素敵な翻訳ラインナップを持ってますね。読破できたのは片手で数えられる程度ですが。。。

続 就活について語る時に僕の語ること

前回の続きでどんな会社で働くべきか、と聞かれる事もありますね。僕もよくわかりません。えへん。だから少しでも興味があるならとりあえず選考を受けてみたら、と思います。受かってから悩めばいいわけです。ただ、考える尺度のささやかな提案をさせてください。


投資の世界にはRisk-Returnという言葉があります。大きくリスクを取れば大きなリターンがある、小さいリスクしか許容しなければ小さなリターンしか望めない。大きなリスクで小さいリターンというのはマーケットによって解消される、と。(その逆も然り。)で、これを仕事に当てはめると、沢山キツイ仕事をすればお金がたくさん貰える。あんまりお金をもらえないけど、まぁ、拘束時間も少ないし楽だよね。こんな感じになると思います。このRisk-Returnのバランスが上手く取れる会社が良い会社なのでは。ブラック企業とかはこのバランスが崩れてるわけですよね。働いてる割には報われない、という具合に。


当然、リターンをお金で考える人もいれば、やりがいで考える人もいます。そして自分がどちらのリスクを志向するのかも大事です。ローリスク志望の人がハイリスクのイケイケの会社に入ってしまえば悲劇ですからね。そこら辺の見極めが企業研究であり、自己分析なのかな、と個人的には思います。そして転職活動はより良いバランスの飽くなき探求、と。